
DX人材とは?定義・必要なスキル・育成方法を徹底解説
近年、デジタル技術の進化に伴い、多くの企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が重要視されています。DXの実現には、ビジネスとテクノロジーの両方に精通した「DX人材」の存在が不可欠です。DX人材は、従来のIT人材とは異なり、データやデジタル技術を活用して業務の変革や新たな価値創出を担う役割を果たします。
本記事では、DX人材の定義や必要なスキル、企業がDX人材を育成する方法について詳しく解説します。
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目次[非表示]
- ・DX人材とは
- ・DX人材の定義
- ・DX人材とIT人材の違い
- ・DX人材とデジタル人材の違い
- ・経済産業省・IPAによるDX人材定義との関係
- ・多くの企業でDX人材が求められる理由
- ・DX推進の代表的なシナリオとDX人材の関わり方
- ・DX人材の種類と役割
- ・DX人材の代表的な類型一覧
- ・ビジネスアーキテクト
- ・サイバーセキュリティ
- ・ソフトウェアエンジニア
- ・デザイナー
- ・データサイエンティスト
- ・プロダクトマネージャー/プロジェクトマネージャー
- ・デジタルマーケター
- ・現場DX推進リーダー(現場変革人材)
- ・自社に合ったDX人材像の決め方
- ・DX人材に必要なスキル
- ・ビジネス変革スキル
- ・デジタル/テクノロジースキル
- ・マインドセット
- ・企画力
- ・デザイン思考
- ・コミュニケーション・ファシリテーションスキル
- ・データリテラシー
- ・スキルマップで整理するDX人材要件
- ・レベル別(初級~上級)のスキル定義例
- ・DX人材に求められる資質と適性
- ・A. 不確実な未来への想像力
- ・B. 臨機応変/柔軟な対応力
- ・C. 社外や異種の巻き込み力
- ・D. 失敗したときの姿勢/思考
- ・E. モチベーション/意味づけする力
- ・F. いざというときの自身の突破力
- ・DX人材候補を見極める評価観点
- ・アセスメントや面談で確認したいポイント
- ・DX人材を獲得するには?
- ・DX人材の育成方法
- ・DX人材の育成に強い「リンプレス」
- ・リンプレスのDX研修を実際に導入した事例
- ・まとめ
DX人材とは
近年、急速なデジタル技術の進展に伴い、多くの企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が最重要の経営課題に掲げられています。DXを実現するためには、適切なデジタルツールの選定やシステム構築だけでなく、変革を主導し実行する「DX人材」の存在が不可欠です。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の調査によると、国内企業の約8割以上が「DXを推進する人材の不足」を課題として挙げており、人材の獲得と育成が企業の競争力を左右する局面を迎えています。
まずは、社内説明や方針策定の前提となる「DX人材の定義」や「類似用語との違い」、そして「公的基準との関係」について詳しく解説します。
DX人材の定義
DX人材とは、「データやデジタル技術を活用して、企業の業務プロセス、製品・サービス、さらにはビジネスモデルや組織文化そのものを変革し、競争上の優位性を確立できる人材」を指します。
経済産業省の『デジタルスキル標準(DSS)Ver.2.0』においても、DX人材(デジタルスキル標準における人材像)は単にIT知識を持つだけでなく、「ビジネスの変革を通じて新たな価値を創出すること」を目的として位置づけられています。
単に「プログラミングができる」「システムを操作できる」といったテクニカルスキルにとどまらず、「事業課題を発見し、デジタル技術を手段として活用しながら、組織やビジネスの仕組みを変えられること」がDX人材の定義における本質です。
DX人材とIT人材の違い
社内議論で混乱が生じやすいのが「DX人材」と「従来のIT人材」の違いです。両者は求められる役割や目的に明確な差があります。
IT人材(従来のエンジニア・情報システム部門など)
目的:業務の効率化・省力化、システムの安定運用・保守
役割:決められた要件や仕様に基づいて、正確にシステムを構築・運用する
視点:守りのIT(コスト削減・業務改善)
DX人材
目的:ビジネスモデルの変革、新規事業の創出、顧客体験(CX)の革新
役割:不確実性の高い環境下で事業課題を発見し、デジタルを活用して新たな価値を生み出す
視点:攻めのIT・デジタル(売上拡大・競争優位性の確立)
従来のIT人材が「与えられた仕様どおりにシステムを作る専門家」であるのに対し、DX人材は「デジタルを使ってビジネスそのものをどう変革するかを企画・推進する人材」と言えます。
DX人材とデジタル人材の違い
「デジタル人材」も頻出する用語ですが、実務上は概念の包含関係(広さ)で区別して整理すると社内での説明がスムーズになります。
デジタル人材(広義の概念)
デジタル技術やデータに関する知識・スキルを持ち、業務で活用できる人材全般を指す包括的な総称(例:Excelの高度な関数やマクロを使える社員、SNSマーケティングの運用担当者なども含む)。DX人材(狭義・変革重視の概念)
デジタル人材の中でも、特に「組織やビジネスの変革(トランスフォーメーション)」にコミットし、主導する人材を指す。
つまり、デジタル技術を日常業務で使いこなせる「デジタル人材」の基盤の上に、さらに「ビジネス変革を牽引する役割」を担うのが「DX人材」であると整理できます。
経済産業省・IPAによるDX人材定義との関係
企業のDX推進担当者や人事担当者が自社のDX人材要件を作成する際は、経済産業省およびIPAが策定・改訂を行っている最新の『デジタルスキル標準(DSS)Ver.2.0』を参照することが推奨されます。
『デジタルスキル標準』は、全てのビジネスパーソンが身につけるべき「DXリテラシー標準(DSS-L)」と、生成AIの利活用や先端技術の対応方針を追加した「DX推進スキル標準(DSS-P)Ver.2.0」の2層で構成されています。
自社の等級制度や評価制度に落とし込む際は、ゼロから人材像を作るのではなく、この公的フレームワーク(DSS-P Ver.2.0)をベースにしながら、自社の事業規模やデジタル成熟度に合わせてカスタマイズすることで、社内合意が得られやすくなります。
多くの企業でDX人材が求められる理由
企業がDX人材の確保・育成を急ぐ背景には、単なるトレンドではなく以下のような切迫した市場環境の変化があります。
市場変化の激化と既存ビジネスの賞味期限短縮
顧客ニーズの多様化やデジタル先進企業の参入(ゲームチェンジ)により、既存のビジネスモデルを維持するだけでは成長が難しくなっているため。「2025年の崖」とレガシーシステムの限界
老朽化・ブラックボックス化した既存システムを刷新し、データを全社活用できる基盤へ移行させる舵取り役が必要なため。労働人口減少に伴う生産性向上の限界
単なる手作業の効率化を超え、AIやデジタル技術を前提とした業務プロセスの抜本的な再構築(自動化・省力化)が不可欠となっているため。
DX推進の代表的なシナリオとDX人材の関わり方
DX推進の代表的なシナリオとDX人材の関わり方
DX人材が具体的にどのような業務で活きるのかイメージできるよう、代表的な3つのシナリオとDX人材の関わり方を提示します。
DX推進シナリオ | 取り組み内容の例 | 関わるDX人材の主な役割 |
|---|---|---|
① 業務プロセス改革 | ペーパーレス化、受発注業務の自動化、SFA/CRM導入による営業効率化 | 現場DX推進リーダー / ビジネスアーキテクト |
② 顧客体験(CX)の革新 | ECと店舗データの統合(OMO)、パーソナライズされた顧客アプリの開発 | プロダクトマネージャー / デザイナー / デジタルマーケター |
③ ビジネスモデルの創出・変革 | 蓄積データを活用した新規サブスクリプション事業やプラットフォームの立ち上げ | ビジネスアーキテクト / データサイエンティスト / ソフトウェアエンジニア |
DX人材の種類と役割
DXを推進するにあたり、「自社にはどんな職種のデジタル人材が必要なのか」を整理することが不可欠です。
経済産業省・IPAが策定した最新の『DX推進スキル標準(DSS-P)Ver.2.0』では、DX推進に必要な専門人材を5つの類型(ビジネスアーキテクト、デザイナー、データサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア、サイバーセキュリティ)に分類しています。
実務においては、これらに加えてプロダクトマネージャーやデジタルマーケター、現場の変革を支えるリーダー層を組み合わせることで、実効性の高いDX推進体制を構築できます。
DX人材の代表的な類型一覧
まずは、各職種の役割と求められる専門スキルの全体像を俯瞰できる一覧で整理します。
DX人材の類型 | 主な役割・ミッション | 求められる専門スキルの例 | 主な活躍ポジション例 |
ビジネスアーキテクト | DX戦略の立案、ビジネスモデルの設計、プロジェクト創出 | 経営戦略、業務プロセス設計、IT活用企画 | DX推進室長、新規事業企画者 |
サイバーセキュリティ | セキュリティリスクの評価、安全なIT基盤・運用ルールの構築 | セキュリティ診断、リスクアセスメント、暗号技術 | CISO補佐、セキュリティエンジニア |
ソフトウェアエンジニア | 堅牢で拡張性のあるシステム・アプリの実装・運用 | アプリ開発、API連携、クラウドインフラ(AWS/Azure) | システムエンジニア、テックリード |
デザイナー | 顧客目線の体験設計(UX)および使いやすい画面(UI)のデザイン | デザイン思考、ペルソナ設計、UI/UXプロトタイピング | UXデザイナー、プロダクトデザイナー |
データサイエンティスト | データの収集・分析・AIモデル作成による意思決定の高度化 | Python(pandas/scikit-learn)、SQL、統計解析 | データアナリスト、AIエンジニア |
プロダクトマネージャー/プロジェクトマネージャー | 製品・サービスの価値最大化、またはプロジェクトのQCD管理 | PMBOK、アジャイル開発(Scrum)、リスク管理 | 開発PM、プロダクトオーナー |
デジタルマーケター | 顧客接点のデジタル化、データに基づく集客・ファン化 | Webアナリティクス、MA/CRM運用、広告最適化 | マーケティング担当、グロースハッカー |
現場DX推進リーダー | 現場業務の課題発見、ツール定着、草の根的な改善活動 | 業務フロー可視化、ノーコード構築、ファシリテーション | 営業/製造現場のDX担当、業務改善リーダー |
ビジネスアーキテクト
役割と概要
目的と手段(テクノロジー)を結びつけ、ビジネスモデルや業務プロセスの変革を具体化・推進する中核人材です。
求められるスキルレベル例
経営戦略を理解し、現行業務のボトルネックを構造化できるレベル。API連携やクラウド等の技術で「何が実現できるか」を正確に把握し、実行計画に落とし込める能力。
具体的な業務イメージ例
既存の対面営業スタイルから、顧客データ(CRM)を活用したオンライン完結型インサイドセールス体制への刷新プロジェクトを企画し、業務フロー再構築と要件定義を主導する。
サイバーセキュリティ
役割と概要
DX推進に伴うクラウドシフトやデータ活用において、情報漏洩やサイバー攻撃のリスクから組織・システムを守る専門職です。
求められるスキルレベル例
クラウド環境(AWS/Azure等)のセキュリティ設定ガイドラインを策定し、脆弱性診断結果に基づくリスク対策を指揮できるレベル。
具体的な業務イメージ例
全社的な生成AIツールの導入にあたり、機密情報や個人情報の漏洩を防ぐ利用ルール策定とセキュリティアクセス制限(SSO・IP制限等)の構築を行う。
ソフトウェアエンジニア
役割と概要
DXに必要なシステム、Webサービス、アプリ等の製品を実際に設計・開発・運用するエンジニアです。
求められるスキルレベル例
モダンな開発言語(Python, TypeScript等)を用いたAPI開発や、主要クラウド(AWS/Azure)の基本構成(EC2/S3/RDSなど)を理解・実装できるレベル。
具体的な業務イメージ例
基幹システムに蓄積されたデータをリアルタイムで外部ツールへ連携するためのデータ連携APIを構築し、システムモダナイゼーションを推進する。
デザイナー
役割と概要
単なる見た目のデザインだけでなく、顧客や現場利用者のニーズを洞察し、「使いやすい体験(UX/UI)」を設計する人材です。
求められるスキルレベル例
ユーザーインタビューやペルソナ分析を通じて課題(ペインポイント)を発見し、Figma等で即座に試作品(プロトタイプ)を作成して検証を回せるレベル。
具体的な業務イメージ例
現場作業員がタブレットで利用する点検入力アプリの画面デザインを担当し、誤入力を防ぐUI設計と操作ステップの半減を実現する。
データサイエンティスト
役割と概要
社内外のデータを収集・分析・AI活用し、ビジネスの意思決定や需要予測を高度化させる専門家です。
求められるスキルレベル例
Pythonを用いたデータ前処理(pandas等)と基本的な回帰・分類モデルの実装、SQLによるデータベース抽出がスムーズに行えるレベル。
具体的な業務イメージ例
過去の販売データと気象・トレンドデータを分析し、店舗ごとの最適発注量を自動算出する需要予測AIモデルを構築する。
プロダクトマネージャー/プロジェクトマネージャー
役割と概要
プロダクトマネージャー(PdM)は「製品・サービスの価値最大化」を、プロジェクトマネージャー(PM)は「計画通りの納期・予算・品質(QCD)での実行」を責任を持って牽引する役割です。
求められるスキルレベル例
PMBOK等の体系的手法を用いた進行管理に加え、アジャイル開発(Scrum)を取り入れて変化に柔軟に対応できるプロジェクト推進能力。
具体的な業務イメージ例
複数部門が関わるECサイトリニューアルプロジェクトにおいて、開発優先順位(バックログ)を制御し、リリースまでの進捗・予算・リスクを集中管理する。
デジタルマーケター
役割と概要
デジタルチャネル(Webサイト、SNS、アプリ等)を通じて顧客接点を創出し、獲得データの分析によって売上・顧客獲得を加速させる人材です。
求められるスキルレベル例
GA4等のアクセス解析ツールやMA(マーケティングオートメーション)ツールを使いこなし、CVR(成約率)向上のための施策をデータ根拠に基づき回せるレベル。
具体的な業務イメージ例
Webサイトの行動データを分析して顧客をセグメント化し、最適なタイミングでパーソナライズメールを自動配信するシナリオを構築して成約率を向上させる。
現場DX推進リーダー(現場変革人材)
役割と概要
専門部署(IT・DX推進部)と現場(営業・製造・総務等)の橋渡しを行い、日常業務のデジタル化やツールの社内定着を現場主導で草の根的に推し進める人材です。
求められるスキルレベル例
業務フロー図の可視化と問題発見能力を備え、kintoneやPower Automateなどのノーコード・ローコードツールを活用して自ら簡単な業務アプリを作成できるレベル。
具体的な業務イメージ例
部署内の紙の申請書・手入力Excelを整理し、ノーコードツールで電子申請フォームを作成。部署全員へ使い方をレクチャーして定着させる。
自社に合ったDX人材像の決め方
これら多岐にわたるDX人材のすべてを自社で一から網羅・揃える必要はありません。自社に最適なDX人材像を策定する際は、以下のステップで絞り込むのが現実的です。
自社の「DX推進シナリオ」を定義する
自社が目指すのは「業務効率化」なのか「既存事業のCX向上」なのか「新規ビジネスの創出」なのかを明確にする。必要な役割の優先順位をつける
例:業務効率化が中心の中小企業であれば、最初から高度なデータサイエンティストを採用するのではなく、「ビジネスアーキテクト」や「現場DX推進リーダー」の育成に注力する。「内製(社内育成)」と「外注・採用」の境界線を引く
自社のコア業務に関わる企画・推進(ビジネスアーキテクト、現場リーダー)は社内育成で内製化し、高度な専門技術(エンジニア、サイバーセキュリティ等)は外部パートナーや中途採用を活用するといった役割分担を決める。
DX人材に必要なスキル
DX人材に求められる能力は、単なる「ITやプログラミングの知識」にとどまりません。ビジネスを変革し、組織を巻き込んで推進するためには、ビジネス・テクノロジー・マインドセットの3つの領域にわたるハイブリッドなスキルセットが必要です。
支援の現場でも、「IT知識は豊富だが現場の巻き込みが上手くいかない」「アイデアはあるが技術的な実現可能性が判断できない」といった偏りがプロジェクトの停滞を招くケースを多く目にしてきました。ここでは、DX人材が身につけるべき主要スキルと、自社で活用できるスキルマップの整理方法を解説します。
ビジネス変革スキル
デジタル技術を「手段」として使いこなし、既存の業務やビジネスモデルそのものを変革するためのビジネススキルです。
課題発見・業務プロセス再設計力
現場の既存業務(As-Is)を可視化し、根本的なボトルネックや無駄を特定したうえで、デジタル前提の新しい業務フロー(To-Be)を再構築する能力。
プロジェクトマネジメント力
PMBOK等の体系的手法に基づき、要件定義・スケジュール・予算・リスクを管理しながら、プロジェクトを計画通りに推進・着地させる能力。
デジタル/テクノロジースキル
急速に進歩するテクノロジーのトレンドを把握し、自社のビジネス課題に合わせて適切に選択・活用するための技術リテラシーです。
最新技術の理解と活用企画力
クラウド(AWS/Azure)、AI/生成AI、IoT、API連携などの仕組みと「何ができて何ができないか」の技術的実現性を正確に判別する能力。
情報セキュリティ・ガバナンス知識
クラウド利用やデータ活用に伴う情報漏洩・著作権侵害・個人情報保護法上のリスクを理解し、安全な運用ルールを設計・遵守する能力。
マインドセット
スキルや知識を十分に発揮するための土台となる、姿勢や思考様式です。
変革への当事者意識と挑戦心
前例踏襲や既存のやり方に固執せず、失敗を恐れずに「まずは小さく試す(PoC)」姿勢で変化をポジティブに捉えるマインド。
不確実性への耐性と柔軟性
状況の変化に応じて計画や手法を柔軟に軌道修正(ピボット)できる適応力。
企画力
漠然としたアイデアや現場の不満を、実現可能で価値のある具体的なDXプロジェクト施策へと落とし込む能力です。
具体化と投資対効果(ROI)の説明能力
「なぜそのデジタル技術を導入するのか」「導入によってどのような経営成果・作業時間削減が得られるのか」を定量根拠(KPI)とともにまとめ、経営層へ提案・説得する力。
デザイン思考
ユーザー(顧客や現場の作業者)の視点に立ち、潜在的なニーズやペインポイント(不満・悩み)を発見して解決策を創出する思考法です。
ユーザー共感と仮説検証のサイクル
ユーザーの観察やインタビューから本質的な課題を特定し、プロトタイプ(試作品)を素早く作成してフィードバックを得ながら改善を繰り返すプロセスを実行する能力。
コミュニケーション・ファシリテーションスキル
異なるバックグラウンドを持つ関係者(経営層・現場部署・IT部門・外部ベンダ等)の間に入り、円滑な合意形成を図る重要スキルです。
関係者の巻き込みと利害調整(チェンジマネジメント)
変化に対して抵抗感を抱く現場の不安(「ツールの操作が難しい」「業務が増える」等)に傾聴し、丁寧な対話とファシリテーションで巻き込み、組織の一体感を形成する力。
データリテラシー
勘や経験だけに頼るのではなく、客観的なデータに基づいてビジネスの意思決定を行う(データドリブン)ためのスキルです。
データ分析・活用レベルの具体例
基礎レベル:SQLを用いた必要なデータの抽出や、Excel・BIツール(Power BI/Tableau)によるデータの可視化・集計ができるレベル。
実践レベル:Python(pandas/scikit-learn等)を活用した統計分析や簡単な予測モデル構築により、業務改善の根拠を提示できるレベル。
スキルマップで整理するDX人材要件
自社で必要なDX人材像を可視化し、採用や育成に活かすためには「スキルマップ(能力要件定義表)」を作成することが効果的です。
スキルマップを作成する際は、IPA(情報処理推進機構)が策定した最新の『DX推進スキル標準(DSS-P)Ver.2.0』のスキル項目をベースに、自社の事業特性や目指すDXシナリオに合わせて「必要なスキル領域」と「求めるレベル感」をマトリクスで一覧化します。これにより、社員の現在地(現状スキル)と目指すべきゴールのギャップが明確になり、効率的な研修計画の策定が可能になります。
レベル別(初級~上級)のスキル定義例
スキルマップを社内の評価制度や育成ロードマップに組み込む際は、以下のように段階的なレベル(例:初級・中級・上級)で習得基準を定義しておくと、評価者・被評価者の認識のズレを防ぐことができます。
レベル設定 | 想定される状態・評価基準 | スキル習得・行動の目安例 |
|---|---|---|
初級(リテラシー層) | DXの基本概念と最新技術の概要を理解し、担当業務の改善に主体的に関われる状態 | ・ITパスポート相当の知識の保有 ・担当業務の課題を抽出し、ノーコード等で簡単な作業自動化ができる |
中級(推進リーダー層) | 担当部門のDXプロジェクトを主導し、現場とIT部門・外部パートナーを繋いで施策を着地させられる状態 | ・PMBOKやアジャイルの基本を理解し、要件定義やKPI管理ができる ・BIツールの構築や、業務プロセスの再設計(To-Be策定)を主導できる |
上級(全社変革層) | 全社的なデジタル戦略の立案や、ビジネスモデル変革・新規事業の創出を主導できる状態 | ・経営戦略と連動した全社DXロードマップの策定と予算獲得ができる ・複数部門にわたる大規模プロジェクトのチェンジマネジメントを完遂できる |
DX人材に求められる資質と適性
DX人材の確保においては、知識やテクニカルスキルだけでなく、個人の「資質やマインドセット(適性)」も極めて重要です。スキルは研修や学習によって後から習得できますが、変化に対する姿勢や適性は一朝一夕には形成されないためです。
IPAが公表している最新の『DX動向』レポートや、経済産業省が策定した最新の『デジタルスキル標準(DSS)Ver.2.0』においても、不確実性の高いDXプロジェクトを推進する人材には、専門技術と同等以上に「マインド・資質」が不可欠であると指摘されています。
ここでは、DX人材に求められる6つの主要な資質と、社内選抜や面談で見極めるための評価アプローチを解説します。
A. 不確実な未来への想像力
前例のない課題に対して、「もしこうなったらどうなるか」「デジタルを活用してどんな新しい価値が作れるか」と未来のシナリオを前向きに妄想・仮説構築できる資質です。現状の延長線上の改善にとどまらず、あるべき姿(To-Be)を描く原動力となります。
B. 臨機応変/柔軟な対応力
プロジェクトの途中で前提条件が変わったり、想定外の事態が発生したりした際にも、固定観念にとらわれず素早く軌道修正(ピボット)できる適応力です。アジャイル的な思考で変化を受け入れる姿勢が求められます。
C. 社外や異種の巻き込み力
自部署や自社の枠組みを超え、異なる職種・バックグラウンドを持つメンバーや社外パートナーと良好な関係を築き、共創を促す巻き込み力です。多様な意見を尊重しながらチームをまとめ上げるオープンな姿勢が不可欠です。
D. 失敗したときの姿勢/思考
PoC(仮説検証)や新しい取り組みにおいて失敗はつきものです。失敗した際に他責にせず、「なぜうまくいかなかったのか」「今回の失敗から何を学べるか」を論理的に振り返り、次のアクションへの糧にできるポジティブな学習態度(ラーニング・マインドセット)が重要です。
E. モチベーション/意味づけする力
自らの取り組みが「誰のどんな課題を解決するのか」「会社や社会にどう貢献するのか」を自ら意味づけし、熱量を持って周囲に伝えられる力です。困難な状況でも自走し続けるための内発的動機づけとなります。
F. いざというときの自身の突破力
社内の反対や壁にぶつかった際にも、粘り強く交渉を続け、最後は泥臭く行動して泥船を漕ぎ出す強靭な実行力(オーナーシップ)です。
出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)『DX動向』調査レポート および 経済産業省『デジタルスキル標準(DSS)』より要約整理
DX人材候補を見極める評価観点
社内からDX人材の候補者を選抜する際、単に「ITツールに詳しい」「成績が優秀」といった評価軸だけで選ぶと、現場での抵抗や挫折に直面した際に失速するリスクがあります。
評価の際は、以下の3つの観点をバランスよく満たしているかを確認することがポイントです。
変革志向:現状のやり方に満足せず、常に改善や新しいチャレンジを模索しているか。
学習敏捷性(ラーニング・アジリティ):未知の領域に対しても自発的に情報をキャッチアップし、素早く吸収できるか。
周囲への影響力:他者の意見に耳を傾けつつ、自分の考えを分かりやすく伝えて協力を得られる人間関係構築力があるか。
アセスメントや面談で確認したいポイント
職務経歴書や自己申告だけでは見えにくい「資質・適性」を面談やアセスメントで見極めるには、過去の具体的な行動エピソードを掘り下げるコンピテンシー面接が有効です。
面談で投げかけるべき具体的な質問例と確認ポイント
「過去に計画通り進まなかったトラブルや失敗に対して、どのように対応し何を学びましたか?」
➔ 失敗への姿勢(他責にせず客観的な振り返りと軌道修正ができるか)を確認。
「担当業務の中で、前例やルールを変えて業務をやり直した経験はありますか?」
➔ 当事者意識と変革への突破力、周囲への働きかけを確認。
「自分の専門外の新しい技術や知識を身につける際、普段どのように情報収集や学習をしていますか?」
➔ 自発的な学習意欲と変化に対する知的好奇心を確認。
DX人材を獲得するには?
自社に必要なDX人材を確保するアプローチには、大きく分けて「中途採用」「社内からのリスキリング(育成)」「外部パートナーの活用」の3つの選択肢があります。
しかし、すべての職種を自社で一から採用・育成しようとすると、莫大なコストと時間がかかり、プロジェクトが頓挫する原因になります。自社の予算、緊急性、現在のデジタル成熟度に合わせて、最適な手法を組み合わせる戦略的アプローチが求められます。
採用と社内育成の基本方針
DX人材獲得の基本方針は、「自社のコア業務やドメイン知識が必須の領域は社内育成(リスキリング)で補い、高い専門技術や即時性が求められる領域は中途採用や外部パートナーで補う」という役割分担を明確にすることです。
社内育成に向く領域
自社の業務プロセスや業界特有の商習慣を深く理解している必要がある「ビジネスアーキテクト」や「現場DX推進リーダー」の育成。
中途採用・外部活用に向く領域
高度な数学的知見やプログラミングスキルが必要な「データサイエンティスト」や「ソフトウェアエンジニア」、「サイバーセキュリティ」などの専門職。
中途採用で確保しやすいDX人材のタイプ
売り手市場が続くDX人材市場において、中途採用でスムーズに確保しやすいタイプと、そのアプローチのポイントです。
外部の専門技術に特化した即戦力人材
クラウドエンジニア、フロントエンド/バックエンドエンジニア、専門特化したデータアナリストなど、スキル評価が明確な職種。
採用成功のポイント
競合他社との給与競争になりやすいため、単なる報酬だけでなく「自社でどのような新規事業や大規模変革に裁量を持って挑めるか」というやりがい(技術的魅力やアサインされるポジションの広さ)を提示できるかが採用成否を分けます。
社内から育成しやすいDX人材のタイプ
外部採用が困難な中、自社の持続的なDX推進のエンジンとなるのは、社内人材の育成(リスキリング)です。
社内育成に向く人材のタイプ
現行の業務プロセスに精通し、「もっと効率的にできないか」と日頃から改善意識を持っている現場の中堅社員やマネージャー層。
育成アプローチのポイント
デジタルの知識がゼロの社員であっても、ノーコード・ローコードツールや実践型の業務改善ワークショップを通じた「スモールスタートの成功体験」を積ませることで、現場を牽引する「現場DX推進リーダー」や「ビジネスアーキテクト」へとステップアップさせることができます。
報酬・評価・キャリアパスの設計ポイント
優秀なDX人材を採用・定着させるためには、従来型の日本企業的な年功序列の賃金・評価制度から脱却し、柔軟な仕組みを設計する必要があります。
報酬の柔軟化(市場連動型給与)
高度なIT・データスキルを持つ人材に対しては、通常の賃金テーブルとは異なる「専門職向け報酬体系(ジョブ型人事制度など)」を適用し、市場価値に即した給与水準を担保する。
成果を評価するKPIの設定
「勤続年数」や「作業量」ではなく、「DXプロジェクトによるコスト削減効果」「新規サービスの売上貢献度」「社内へのナレッジ共有実績」など、変革への貢献度を評価軸に組み込む。
専門職(スペシャリスト)としてのキャリアパス
管理職(マネージャー)にならなくても給与や処遇が上がっていく「複線型人事制度」を整備し、技術や企画のスペシャリストが長く活躍できる環境を作る。
パートナー企業や外部人材の活用
自社だけですべてのDX人材を抱えようとせず、外部の専門企業やフリーランス、コンサルティングファームの力を柔軟に借りることも重要です。
外部パートナーを活用するメリットと進め方
ナレッジのトランスファー(移転):自社にノウハウがない初期段階では外部のコンサルタントや伴走支援企業に入ってもらい、プロジェクトを推進しながら自社社員へスキルが移転される仕組みを作る。
スポットの専門性調達:要件定義やセキュリティ設計など、一時的に高度な専門知識が必要なフェーズのみ外部の専門家をアサインすることで、固定費を抑えつつプロジェクトの質を担保する。
DX人材の育成方法
中途採用市場におけるDX人材の争奪戦が激化する中、企業が持続的に変革を推進するためには、「社内人材の育成(リスキリング)」を軸とした人材調達が現実的かつ最も効果的な解となります。
ここでは、具体的な4つの育成手法と、育成を計画的に進めるためのロードマップの作成・定着手順について解説します。
社内研修
全社的なデジタルリテラシーの底上げや、特定の共通スキルを習得させるために実施する研修プログラムです。
実施のポイント
単なる座学(動画視聴)にとどめず、実際の自社データを活用した集計演習や、業務課題の抽出ワークショップを取り入れることで、知識を「使えるスキル」へと昇華させます。
資格取得の奨励
社員が自主的にデジタル知識をインプットするための目標・道標として、公的資格等の取得支援制度を設けることが有効です。
おすすめの資格・活用法
ITパスポート / 基本情報技術者:IT全般の基礎知識習得(全社リテラシー向上向け)
DX検定™ / DX Next検定:最新のビジネス・テクノロジートレンドの網羅的な理解
受験料の会社負担や、合格時の資格手当(報奨金)を制度化することで、社内の学習意欲を高めることができます。
OJT研修
研修で学んだ理論を、実際のDXプロジェクトや現場改善の場で実践させながら身につけさせる手法です。
実施のポイント
外部コンサルタントや社内の専門人材(メンター)とチームを組ませ、実際の「要件定義」や「業務プロセスの再設計」を伴走型で経験させることで、現場で使える実践力が養われます。
外部研修・セミナーの実施
社内にDXのノウハウがない場合や、高度な専門スキル(ビジネスアーキテクトの育成等)を短期間で習得させたい場合は、専門機関による外部研修やハンズオンセミナープログラムの活用が不可欠です。
プロによる研修導入のメリット
DX人材の育成には、実績豊富なプロによる研修サービスの導入が近道です。
リンプレスのDX研修プログラムは、自社の課題や目的に合わせたオーダーメイドカリキュラムに対応しており、高い評価を得ています。単なる講義形式ではなく、実践的なワークショップを通じて「明日から業務で使えるスキル」の定着を支援します。
DX人材育成ロードマップの作り方
社内育成を成功させるためには、行き当たりばったりの研修ではなく、中長期的な育成ロードマップを作成することが重要です。
ステップ1:目指すべき姿(Gool)と現状スキルの把握
自社のDXシナリオに必要なスキル定義(スキルマップ)を作成し、社員の現状スキルとの「ギャップ」を可視化する。ステップ2:階層別の育成プログラム設計
「全社(リテラシー層)」「現場リーダー層」「専門職層(アーキテクト等)」の階層ごとに、必要な研修内容と期間を設計する。ステップ3:実践機会(PoC・現場改善)の提供
インプット研修終了後、3〜6か月以内に実際の業務改善やPoCプロジェクトへ参画するスケジュールをあらかじめ組み込んでおく。
経産省DX推進スキル標準・デジタルスキル標準の活用方法
自社独自のスキル体系を作る際は、経済産業省・IPAが策定した最新の『デジタルスキル標準(DSS)Ver.2.0』をベースに構築するのが最も効率的です。
具体的な活用ステップ
- DSS-L(DXリテラシー標準)の活用:全社員が身につけるべき「マインド・マインドセット」「データ・技術の基礎知識」の定義として、全社研修のシラバス(講義内容)にそのまま適用する。
- DSS-P(DX推進スキル標準)Ver.2.0 の活用:5つの専門類型から自社に必要な職種(例:ビジネスアーキテクト、データサイエンティスト等)を抽出し、自社の役職・等級制度と紐づけてスキルマップ(評価項目)へ落とし込む。
学習成果を評価・定着させる仕組みづくり
研修や講義を受けっぱなしで終わらせず、組織の力として定着させるためには「成果発表と評価への反映」が欠かせません。
学んだ成果を定着させる具体的な施策例
社内DX成果発表会・ハッカソンの開催:研修で作成した改善アプリやDX企画を経営層・他部署へプレゼンする場を設け、優れた取り組みを表彰・横展開する。
人事評価との連動:研修修了や資格取得、現場での改善実績を人事評価項目(チャレンジ目標など)へ組み込み、キャリアアップや処遇に直結させる。
DX人材の育成に強い「リンプレス」
DX人材の育成をお考えの企業様は、ぜひリンプレスにご相談下さい。
リンプレスではDX人材の育成とDXの内製化を支援するコンサルティングサービスを行っており、これまで4,000社に導入いただいた実績があります。
リンプレスのDX人材育成研修はカスタマイズ性が高く、御社の課題や実務に沿ったカリキュラムをご提案いたします。
まずはお気軽に、以下のリンクからお問い合わせください。
リンプレスのDX研修を実際に導入した事例
ここからは、リンプレスのDX研修を実際に導入した2社の事例を紹介します。
株式会社キタムラ
株式会社キタムラは、全国に1,000店舗以上を展開する写真映像事業の大手企業です。
同社はDX推進に向けた人材育成に課題を抱えており、特に「デジタルを活用した顧客サービスの向上」と「IT戦略の社内浸透」が大きな課題でした。従来の社内研修では、現場での実践的なスキルが不足し、「攻めのIT」を目指すDX推進のスピードに追いつけない状況にありました。
そこで、リンプレスの「顧客分析研修」「プロジェクトリーダー実践研修」「IT・システム企画実践研修」を導入します。対面形式かつカスタマイズ性が高い研修を通じて、実践スキルが身についただけではなく、他社のSEとの交流を通して学ぶことができたと大変ご満足いただけました。
こちらの事例について詳しくは、以下のリンクからご覧いただけます。
株式会社キタムラ様の事例 実践型研修を通じて「カメラのキタムラ」のDX推進人材育成を支援
株式会社ゼンリン
ジャパンマリンユナイテッド株式会社は、要件定義やシステム化計画といった「超上流工程」において、個人の知識や経験にばらつきがあり、IT企画の進め方や手順に関して属人化しているという課題を抱えていました。また、社内の人事育成においてDXやIT領域の体系的な教育プログラムだけが不足していたこともあり、「IT企画力が身に付く研修」としてリンプレスをお選びいただきました。
リンプレスの研修の中で、特にIT企画に特化した体系的なフレーム「CANVAS-SA®」が役立ち、新システムの構想において背景を押さえる「背景確認シート」が参考になったという声をいただきました。
リンプレスのIT企画研修によって、同社のなかで「IT企画における共通的な考え方」を持つことができたという点も、大変満足いただけました。
こちらの事例について詳しくは、以下のリンクからご覧いただけます。
業務改革を主導する"課題解決型組織"の実現へ!ジャパンマリンユナイテッドが挑むビジネストランスフォーメーション(BX)実現に向けた取り組み
まとめ
DX人材とは、単にプログラミングやITツールを扱える人(IT人材)ではなく、最新のデジタル技術を活用して自社の業務プロセス再設計(BPR)や新たなビジネスモデルの創出を実現できる人材を指します。
自社でDX人材を育成・確保し、変革を成功させるためには、以下のポイントを押さえて取り組むことが重要です。
- 経産省『デジタルスキル標準(DSS)Ver.2.0』を参考に、自社に必要なDX人材像(ビジネスアーキテクトやデータサイエンティスト等)とスキルマップを明文化すること
- 全社員に必要な「共通DXリテラシー」と、推進リーダーに必要な「専門スキル」を段階的に分けて育成すること
- 座学(インプット)だけに頼らず、自社の業務課題を用いたアウトプット型ワークショップやOJT(実践機会)を組み合わせること
- 自社での完全内製化にこだわりすぎず、ノウハウを持つ外部研修サービスや助成金(人材開発支援助成金等)を賢く活用すること
「自社に必要なDX人材の定義が分からない」「現場で成果を出せるDX人材を育成したい」とお悩みの担当者様は、ぜひ一度リンプレスへご相談ください。貴社の事業課題やデジタル成熟度に合わせた最適なDX人材育成プランをご提案いたします。
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