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PMBOKを学ぶべき理由とは?プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーを育成する研修プログラムも紹介

プロジェクトの複雑化やDX推進の加速により、プロジェクトマネジメントの重要性はこれまで以上に高まっています。なかでも、国際標準の知識体系であるPMBOKは、多くの企業でプロジェクトを成功に導くための指針として活用されています。

本記事では、PMBOKの基本的な考え方や実務での活用シーンを整理したうえで、PMBOKに基づいた研修を実施するメリットについて解説します。あわせて、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー育成に適した研修プログラムも紹介します。

DX研修を実際に行った企業の事例を知りたい方は「導入事例:第一三共株式会社様」「導入事例:株式会社八十二銀行様」「導入事例:株式会社ワークマン様」こちらのページをご覧ください。

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PMBOK(ピンボック)とは?

PMBOKProject Management Body of Knowledge)は、プロジェクトマネジメントに関する知識やベストプラクティスを体系的にまとめた国際的なガイドラインです。

世界中のプロジェクトで活用されており、業種や規模を問わず共通言語として機能する点が特徴です。PMBOKは単なる手順書ではなく、プロジェクトを成功に導くための考え方や判断軸を示しています。そのため、プロジェクトマネージャーを育成するうえで、基礎となるフレームワークとして多くの企業に採用されています。

PMBOKの基本情報については、以下の記事で詳しく紹介しています。
PMBOKとは?プロジェクト管理の基礎を学ぼう

PMBOKが定めるプロジェクトマネジメントの基本概念

PMBOKでは、プロジェクトを「独自の成果を生み出すための一時的な取り組み」と定義し、その管理に必要な基本概念を整理しています。

スコープ、スケジュール、コスト、品質、リスク、ステークホルダーなど、プロジェクトを構成する要素を体系的に捉えることで、属人的になりがちなマネジメントを標準化できます。

これにより、経験や勘に頼るのではなく、再現性のあるプロジェクト運営が可能となり、組織全体のPM力向上につながります。

最新版(PMBOK第7版)の特徴(価値重視・原則ベース)

PMBOK7版では、従来のプロセス中心の構成から大きく進化し、「価値の創出」と「原則ベース」の考え方が重視されています。細かな手順よりも、状況に応じて判断できる柔軟性が求められる構成となっており、アジャイルやハイブリッド型のプロジェクトにも対応しやすくなりました。

これにより、PMBOKは単なる知識体系ではなく、変化の激しいビジネス環境でも活用できる実践的な指針として位置づけられています。

PMBOK7版について詳しく知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
PMBOK第7版では何が変わったのか?プロジェクトマネジメントのポイント

PMBOKはどのように活用されているのか?

PMBOKは資格取得のための知識体系としてだけでなく、実際のプロジェクト現場で幅広く活用されています。特に複数の関係者が関わるプロジェクトでは、判断基準や考え方を統一するための指針として機能します。

ここでは、PMBOKの具体的な活用方法として以下の5つを解説します。

  • プロジェクトマネージャーの共通言語
  • 多様な管理のフレームワーク

  • 大規模プロジェクトの品質担保

  • 業界・企業を超えたマネジメントスキル標準

  • DX推進にも欠かせない知識体系

プロジェクトマネージャーの共通言語

PMBOKは、プロジェクトマネージャー同士、または関係者間での「共通言語」として活用されています。用語や概念が整理されているため、経験年数やバックグラウンドが異なるメンバー同士でも認識を揃えやすくなります。

これにより、説明不足や認識ズレによるトラブルを防ぎやすくなり、円滑なコミュニケーションが可能になります。PMBOKを理解していること自体が、一定水準のマネジメント知識を持つ証明にもなります。

PMの役割や仕事内容については、以下の記事で詳しく紹介しています。
プロジェクトマネージャーとは?役割と必要な能力・育成のポイントを解説

多様な管理のフレームワーク

PMBOKは、要件整理・進捗管理・リスク管理など、プロジェクト運営に必要な管理領域を体系的に整理しています。これにより、どのタイミングで何を確認すべきか、どの観点で判断すべきかが明確になります。

特に複雑なプロジェクトでは、感覚的な判断に頼ると抜け漏れが発生しやすくなりますが、PMBOKのフレームワークを活用することで、安定したプロジェクト管理が可能になります。

大規模プロジェクトの品質担保

大規模プロジェクトでは、関係者が多く、工程も長期化しやすいため、マネジメントの質が成果に直結します。PMBOKは、品質・コスト・スケジュールのバランスを取りながらプロジェクトを進めるための考え方を提供します。特にリスク管理やステークホルダー管理の観点は、大規模案件において重要です。

PMBOKを基盤としたマネジメントを行うことで、品質のばらつきを抑え、プロジェクト全体の安定性を高めることができます。

業界・企業を超えたマネジメントスキル標準

PMBOKは、特定の業界や企業に依存しないマネジメントスキルの標準として活用されています。そのため、IT業界だけでなく、製造業、建設業、サービス業など、さまざまな分野で共通の指針として導入されています。

人材育成の観点でも、PMBOKをベースに研修を行うことで、社内のマネジメントレベルを一定水準に揃えやすくなります。組織としてのPM力を底上げするうえで有効な知識体系です。

DX推進にも欠かせない知識体系

DX推進では、IT導入そのものよりも「プロジェクトとしてどう進めるか」が成果を左右します。複数部門を巻き込みながら進行するDX施策では、スコープ管理や合意形成、リスク対応が特に重要です。

PMBOKは、こうした複雑な取り組みを整理し、価値創出につなげるための考え方を提供します。そのため、DX時代のプロジェクトマネージャーにとって、PMBOKは欠かせない知識体系となっています。

DX推進については、以下の記事で詳しく解説しています。
DX推進とは?効果的な方法・指標について詳しく解説

PMBOKに基づいたプロジェクトマネジメント研修を実施するメリット

PMBOKに基づいた研修を実施することで、プロジェクトマネジメントを個人の経験や勘に頼らず、組織として体系的に強化できます。PMBOKは国際的に整理された知識体系であるため、研修に取り入れることで社内のマネジメントレベルの底上げが可能です。

ここでは、PMBOKを研修に活用するメリットを解説します。

PM向けの研修について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
プロジェクトマネージャー研修とは?おすすめの研修プログラムを紹介

属人化しがちなプロジェクト管理を標準化できる

多くの企業では、プロジェクト管理が特定のPMの経験やノウハウに依存しがちです。PMBOK研修を導入することで、用語や考え方、判断基準を共通化でき、マネジメント業務の属人化を防げます。誰が担当しても一定の品質でプロジェクトを進められる状態を目指せるため、担当変更や引き継ぎ時のリスク軽減にもつながります。

組織としてのPM力を安定させるうえで大きなメリットです。

若手〜中堅 PM のスキルを体系的に底上げできる

PMBOK研修は、若手から中堅PMにとって、プロジェクトマネジメントを体系的に学ぶ機会となります。実務経験だけでは偏りがちな知識を整理し、スコープ管理やリスク対応など、抜け漏れやすい観点を補完できます。

これにより、個人の成長スピードが高まり、将来のリーダー候補を計画的に育成しやすくなります。属人的なOJTだけに頼らない育成手法として有効です。

プロジェクトの失敗を減らし成功率を高められる

プロジェクトの失敗は、計画不足やリスクの見落とし、関係者間の認識ズレなどが原因となるケースが多くあります。

PMBOK研修では、こうした失敗を防ぐための考え方や管理手法を学ぶことができます。事前に注意すべきポイントを理解することで、トラブルの予兆に気づきやすくなり、結果としてプロジェクト成功率の向上が期待できます。

リスク・スケジュール・ステークホルダー管理の質が向上

PMBOKでは、リスク管理やスケジュール管理、ステークホルダー管理といった重要領域が体系的に整理されています。研修を通じてこれらを学ぶことで、場当たり的な対応ではなく、計画的かつ論理的にプロジェクトを進められるようになります。

特に関係者が多いプロジェクトでは、ステークホルダー管理の質が成果を左右するため、研修による底上げ効果は大きいといえます。

実務に適用しやすく社内プロジェクトの再現性が上がる

PMBOK研修の大きな特徴は、学んだ内容を実務にそのまま活かしやすい点にあります。

考え方やフレームワークを共通認識として持つことで、異なるプロジェクトでも同じ進め方を再現しやすくなります。結果として、成功パターンを社内に蓄積でき、プロジェクトごとの品質のばらつきを抑えられます。組織全体で安定したプロジェクト運営を目指す企業にとって有効な施策です。

プロジェクトマネジメントの基礎が学べるリンプレスの「PL教室」

リンプレスの「PL教室」は、PMBOKの考え方をベースにしながら、実務で求められるプロジェクトリーダーとしての行動力や意思決定力を鍛える研修です。

プロジェクトの現場を想定した演習を通じて、計画立案からリスク対応、ステークホルダーとの調整までを体系的に学べる点が特長です。PMBOKを「使えるスキル」として定着させたい企業に適した研修プログラムといえます。

「PL教室」のお申し込みはこちらから

PL教室のカリキュラム

PL教室は講義と簡単なワークショップを通じて、プロジェクト管理技法「PMBOK®」などのアビリティ(プロジェクト管理力)と、リーダーシップやコミュニケーションなどのコンピテンス(プロジェクト推進力)について学ぶ研修です。

プロジェクト計画の立て方や進捗・リスク管理といった基本に加え、チームを率いるためのコミュニケーションや意思決定の考え方も重視されています。講義だけでなく、ケーススタディやディスカッションを通じて、自身の判断を言語化し、改善点を見つける設計となっているのも特徴です。これにより、現場で即活用できるプロジェクトマネジメント力の向上が期待できます。

リンプレスの「PL教室」について詳しくはこちらから

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーを育成するならリンプレスへ

プロジェクトの成功には、PMBOKの理解に加え、それを実務で実践できるプロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーの存在が欠かせません。

リンプレスでは、PMBOKの知識を土台にしながら、実践力を重視した研修プログラムを提供しています。企業の課題や受講者のレベルに応じて内容を調整できるため、社内のPM育成を計画的に進めたい企業に適しています。属人的になりがちなプロジェクト管理を組織の力へと変えたい場合、リンプレスの研修活用は有効な選択肢となるでしょう。

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リンプレスの研修を導入した企業の事例

株式会社キタムラは、全国に1,000店舗以上を展開する写真映像事業の大手企業です。

同社はDX推進に向けた人材育成に課題を抱えており、特に「デジタルを活用した顧客サービスの向上」と「IT戦略の社内浸透」が大きな課題でした。従来の社内研修では、現場での実践的なスキルが不足し、「攻めのIT」を目指すDX推進のスピードに追いつけない状況にありました。

そこで、リンプレスの「顧客分析研修」「プロジェクトリーダー実践研修」「IT・システム企画実践研修」を導入します。対面形式かつカスタマイズ性が高い研修を通じて、実践スキルが身についただけではなく、他社のSEとの交流を通して学ぶことができたと大変ご満足いただけました。

こちらの事例について詳しくは、以下のリンクからご覧いただけます。

株式会社キタムラ様の事例|実践型研修を通じて「カメラのキタムラ」のDX推進人材育成を支援

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リンプレスでは、DX推進人材を育成する研修プログラムと、DXの内製化をサポートするコンサルティングを提供しています。自社のDX推進にお困りの方はぜひご相談ください。

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まとめ

PMBOKは、プロジェクトマネジメントを属人的な経験に頼らず、体系的に整理できる国際的な知識体系です。研修としてPMBOKを学ぶことで、プロジェクト管理の標準化や若手・中堅PMのスキル底上げ、プロジェクト成功率の向上といった効果が期待できます。特に、リスク管理やステークホルダー調整など、実務で重要となる領域を網羅的に学べる点は大きなメリットです。

PMBOKの知識を実践力として定着させるには、実務を想定した研修プログラムの活用が有効といえるでしょう。

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<文/文園 香織>

株式会社リンプレス
株式会社リンプレス
2017年に株式会社リンクレアのコンサルティング事業、教育事業を分社化して誕生。企業向けDX人材育成研修やITコンサルティング、内製化支援などを手掛ける。DX推進に必要なIT・システム企画力、プロジェクトマネジメント・リーダーシップ、デザイン思考、データ分析など、様々なラインナップを提供する。講義だけではなく、ワークショップやハンズオン演習を取り入れた実践型研修に強みを持つ。これまでの累計支援企業数は4,000社以上、累計受講者数は15,000名以上に及ぶ。

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