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リーダーシップ研修とは?カリキュラムの例やおすすめの研修サービスを紹介

チームや組織を率いる力として、あらゆる業種・職種で注目されているリーダーシップ。近年では、管理職だけでなく若手社員にも求められる能力として、リーダーシップ研修の導入が進んでいます。しかし、リーダーシップとは何か、どのような研修が効果的かを正しく理解しておくことが成果につながる第一歩です。

本記事では、リーダーシップの定義や研修の目的から具体的なカリキュラム例、研修で得られるスキルまで詳しく解説します。

リンプレスのDX研修を実際に導入した企業の事例を知りたい方は「導入事例:ゼンリン様」「導入事例:第一三共株式会社様」「導入事例:株式会社八十二銀行様」「導入事例:株式会社ワークマン様」こちらのページをご覧ください

リンプレスでは、DX推進人材を育成する研修プログラムと、DXの内製化をサポートするコンサルティングを提供しています。自社のDX推進にお困りの方はぜひご相談ください。

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目次[非表示]

  1. リーダシップ研修とは
    1. リーダシップの定義
    2. リーダシップ研修の対象者
  2. リーダーシップ研修の内容・カリキュラムの例
    1. 1Day講義型 DX推進リーダー育成研修「LDP」
    2. 1Day講義型 プロジェクトリーダー入門研修「PL教室」
    3. 4Days実践・体験型 プロジェクトリーダー実践研修「TREND-PL®」
  3. リーダシップ研修の目的
    1. 「リーダシップとは何か」を理解する
    2. リーダシップを発揮する機会や役割を理解する
    3. リーダーらしい行動・思考を促す
  4. リーダーシップ研修によって身につくスキル
    1. チームをまとめる力
    2. メンバーのポテンシャルを最大化する力
    3. フレームワークに沿った思考法
    4. 柔軟な発想と行動力
  5. リーダシップ研修を効果的に実施するポイント
    1. 目標を設定しPDCAを回す
    2. 実践的な演習を組み込む
    3. 外部の研修サービスを活用する
  6. リーダーシップ研修には「リンプレス」
    1. リンプレスの強み
  7. リンプレスの研修を導入した企業の事例
    1. 株式会社ゼンリン様
    2. 株式会社キタムラ様
  8. まとめ

リーダシップ研修とは

リーダーシップ研修とは、組織やチームを率いる人材に求められる「人を動かす力」を育成するための研修です。目標設定やメンバーのモチベーション管理、チームビルディング、意思決定力などを体系的に学ぶことで、現場でのリーダーシップ発揮をサポートします。

新任リーダーやマネージャー層だけでなく、将来的にリーダー候補となる若手社員にも有効で、組織の中核を担う人材の育成に欠かせないプログラムです。


リーダシップの定義

リーダーシップとは、役職に関係なく「人や組織を目標に向かって導く力」を指します。

指示命令型のマネジメントとは異なり、リーダー自身の行動や言葉で周囲に影響を与え、自発的な行動を促す点が特長です。現代では「共感力」「ビジョンの共有」「変化への柔軟な対応力」など、多様なスタイルのリーダーシップが求められており、状況に応じて使い分けるスキルが重要とされています。


リーダシップ研修の対象者

リーダーシップ研修は、管理職やマネージャーに限らず、これからリーダーになる可能性のある若手・中堅社員にも効果的です。特に、プロジェクトを率いる立場の人や、チームをまとめる役割を担う人材には、早い段階で研修を受けさせることで組織全体のパフォーマンス向上が期待できます。
また、チームの連携やコミュニケーションに課題を感じている企業にとっても、有効な人材育成手段となります。

プロジェクトリーダーに求められるリーダーシップについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
プロジェクトリーダーが発揮すべきリーダーシップとは? そしてその“強さ”とは?


リーダーシップ研修の内容・カリキュラムの例

リーダーシップ研修では、マネジメントの基本から、対人関係スキル、意思決定、チーム運営まで幅広いテーマが扱われます。ここでは、リンプレスによる「プロジェクトリーダー研修」特にリンプレスが提供するDX推進リーダー育成研修「LDP」や、「PL教室」「TREND-PL®」は、段階的かつ実践的にリーダーシップを身につけることができる優れたカリキュラムです。座学による知識の習得と、体験を通じた行動変容の両面をバランスよく取り入れており、実務に直結する力を育成できます。

DX推進リーダー育成研修「LDP」について詳しくはこちら

「PL教室・TREND-PL®」について詳しくはこちら


1Day講義型 DX推進リーダー育成研修「LDP」

「LDP」は、実践的なプロジェクトマネジメント手法やDX戦略立案のポイントを学び、現場主導のDXプロジェクトを成功に導く"DX推進リーダー"育成プログラムです。

本プログラムでは、DX推進リーダーに必要な 「リーダーシップ」「DX戦略立案」「プロジェクトマネジメント」の3点を統合的に実行・推進できる力を身につけることができます。

事業部門やDX専門部署に所属する方や、これからDXプロジェクトに携わる方など、自社のDXを推進するリーダー候補となる方の育成に適しています。短時間ながらも実務に直結する知識が得られる点がメリットです。

「LDP」の仮申し込みはこちら


1Day講義型 プロジェクトリーダー入門研修「PL教室」

「PL教室」は、プロジェクトリーダーとして最低限押さえておくべき考え方や行動のポイントを、1日で学べる講義形式の研修です。

座学での講義とワークショップを通じて、プロジェクト管理技法「PMBOK®」に沿ったプロジェクト管理力と、リーダーシップやコミュニケーションなどのコンピテンス(プロジェクト推進力)について学ぶことができます。

初めてリーダーを任される社員や、これからリーダー候補として育てたい人材に適しています。短時間ながらも実務に直結する知識が得られる点がメリットです。

「PL教室」の仮申し込みはこちら


4Days実践・体験型 プロジェクトリーダー実践研修「TREND-PL®」

「TREND-PL®」は、4日間にわたって行う体験型の集中研修で、模擬プロジェクトの運営を通じてリーダーとしての行動や判断を実践的に学びます。

単なる知識習得にとどまらず、チーム内での役割分担、リスク対応、関係者との交渉など、リアルな状況を再現した中で総合的なスキルを鍛えるのが特徴です。

業種や業界の異なる参加者とのグループ討議を経験できるため、広い視野を持つ自立型リーダーを育てたい企業に非常に適したプログラムといえます

「TREND-PL®」の仮申し込みはこちら


リーダシップ研修の目的

リーダーシップ研修の目的は、単に知識を得ることではなく、「自ら行動できるリーダー」を育てることにあります。リーダーの役割や求められる振る舞いを理解し、実務の中で自発的にリーダーシップを発揮できるようになることがゴールです。ここでは、研修が目指す3つの主要な目的について詳しく解説します。


「リーダシップとは何か」を理解する

研修ではまず、「リーダーシップ」とは何かを明確に理解するところから始まります。
管理職の役割と混同されがちですが、リーダーシップは地位に関係なく発揮できるものであり、人に影響を与え、組織を動かす力のことです。リーダーシップの本質や多様なスタイル(サーバント型、変革型など)を学ぶことで、自分に合ったリーダー像を見つけるきっかけになります。


リーダシップを発揮する機会や役割を理解する

リーダーシップを身につけるには、どのような場面で発揮できるのかを具体的に理解することが不可欠です。日常の業務、プロジェクト、会議、チーム運営などさまざまなシーンを通じて、自分が影響力を持てる領域やリーダーとして果たすべき役割を明確にすることが大切です。

自身の立場や経験に応じたリーダーシップの発揮方法を理解することで、実践につなげやすくなります。


リーダーらしい行動・思考を促す

最終的な目的は、知識を実行に移し、「リーダーらしい行動」が日常的に取れるようになることです。たとえば、率先して意見を出す、メンバーの声に耳を傾ける、チームの目標を言語化するなど、影響力のある行動が自然と取れるようになる状態を目指します。

行動例やロールプレイ、フィードバックを通じて、自分の行動を客観的に見直し、行動変容を後押しすることが研修の目的です。


リーダーシップ研修によって身につくスキル

DX推進人材育成

リーダーシップ研修では、理論の習得にとどまらず、実務に役立つ多面的なスキルを実践的に身につけることができます。ここでは、研修を通じて得られる代表的なスキルを4つ紹介します。

●  チームをまとめる力
●  メンバーのポテンシャルを最大化する力
●  フレームワークに沿った思考法
●  柔軟な発想と行動力

一つずつ、詳しく解説していきます。


チームをまとめる力

リーダーとして成果を上げるには、メンバー一人ひとりの役割を明確にし、目標に向かってチーム全体を統率する力が不可欠です。

研修では、ビジョンの共有方法や、信頼関係を築くコミュニケーション術、リーダーとしての立ち居振る舞いを学びます。実務に直結する演習やケーススタディを通じて、実際のチーム運営で活用できる具体的なスキルが身につきます。

メンバーのポテンシャルを最大化する力

メンバーの能力を引き出し、成長を支援することもリーダーの重要な役割です。

研修では、コーチングやフィードバックの基本、動機づけの手法を学ぶことで、相手の強みを見つけ、活かすマネジメント力が養われます。個人の成長とチーム全体の成果を両立させるためのスキルは、長期的に組織を強くするために欠かせません。


フレームワークに沿った思考法

優れたリーダーは、感覚だけでなく論理的なフレームワークを用いて判断や課題解決を行います。研修では、「PDCA」「ロジカルシンキング」「課題解決の5W1H」など、業務に応用しやすい思考法を体系的に学ぶことができます。

状況を整理し、納得感のある方針を打ち出すスキルは、周囲からの信頼にもつながります。


柔軟な発想と行動力

変化の激しい時代には、柔軟に考え、スピーディーに行動できるリーダーが求められます。研修では、失敗を恐れず試す姿勢や、現状を疑う視点、既成概念にとらわれない発想力を鍛えるワークが取り入れられています。理論だけでなく「やってみる」経験を通じて、思考と行動が結びついた、実践的なリーダーシップが養われます。


リーダシップ研修を効果的に実施するポイント

リーダーシップ研修の成果を最大化するには、ただ研修を実施するだけでなく、目的に応じた設計と継続的な振り返りが重要です。実務に活かせるスキルを定着させるためには、受講者の学びと行動をつなげる仕組みが必要です。
ここでは、社内でリーダーシップ研修を実施・運用する際に押さえておきたい3つの重要なポイントを紹介します。


目標を設定しPDCAを回す

研修前に「なぜこの研修を実施するのか」「受講後にどんな行動変容を期待するのか」といった明確な目標を設定することが重要です。また、実施後には振り返りを行い、受講者の反応や実務での変化を測定し、必要に応じて内容や方法を改善する「PDCAサイクル」を意識しましょう。これにより、研修が一過性の学習ではなく、継続的な成長の起点となります。


実践的な演習を組み込む

リーダーシップは実際の行動を通じて磨かれるため、座学だけでは十分に身につきません。ロールプレイ、グループディスカッション、ケーススタディなど、実践を伴う演習をカリキュラムに取り入れることで、学んだ内容が自分ごとになりやすくなります。現場での応用イメージを持たせることで、学びを定着させ、即戦力としての行動につながります。


外部の研修サービスを活用する

自社内だけで完結する研修には限界があります。経験豊富な講師から多角的なフィードバックが受けられる外部研修サービスを活用することで、より高い効果が期待できます。
特に、リーダーシップの考え方や実践方法に関して他社の成功事例に触れたり、他業種の参加者と交流したりすることで、新たな気づきや刺激が得られます。外部サービスの活用は、社内にない視点や価値観を取り込む良い機会になります。


リーダーシップ研修には「リンプレス」

実践的なリーダーシップを育成したい企業には、リンプレスの研修プログラムがおすすめです。リンプレスは、単なる知識習得ではなく、体験を重視した研修設計が特長です。
1日で基礎を学ぶ「LDP」や「PL教室」、4日間の体験型プログラム「TREND-PL®」など、受講者のレベルや目的に合わせた研修が用意されており、現場でリーダーとして求められる力を確実に育てることができます。


リンプレスの強み

リンプレスの強みは、「自ら気づき、動けるリーダー」を育成する実践的なカリキュラムにあります。座学に加えてロールプレイやグループワークを豊富に取り入れ、受講者が主体的に考え、行動する機会を重視。また、講師による丁寧なフィードバックにより、自身の強みと課題を明確に把握できます。カスタマイズ対応も可能で、自社の課題や業種に応じた柔軟なプログラム設計ができる点も企業から高い評価を得ています。


リンプレスの研修を導入した企業の事例

ここからは、リンプレスの研修を実際に導入した企業の事例を紹介します。


株式会社ゼンリン様

株式会社ゼンリンでは、これまでに社内で人材育成を行っていましたが、デジタルやITに特化した研修が少ないことに課題を感じていました。デジタル技術の活用やDXの推進のため、リンプレスの「デザイン思考研修」と「プロジェクトリーダー研修」を導入いただきました。

一般的な「リーダーシップ研修」は多くの企業が提供していますが、リンプレスならではの「ITプロジェクトにおけるプロジェクトリーダー育成に特化した研修」という点に魅力を感じていただいております。

実際に参加した社員の方からは「自社の中だけでは得られない学びや気づきがあった」という感想もいただいており、研修から帰ってくると目の色や言葉が変わる、というお声もいただいています。

こちらの事例について詳しくは、以下のリンクからご覧いただけます。
株式会社ゼンリン様の事例 ゼンリン独自のデジタル人材育成プログラムで「伝道師」を育成!社員の主体性を高めるための仕組みとは


株式会社キタムラ様

株式会社キタムラは、全国に1,000店舗以上を展開する写真映像事業の大手企業です。

同社はDX推進に向けた人材育成に課題を抱えており、特に「デジタルを活用した顧客サービスの向上」と「IT戦略の社内浸透」が大きな課題でした。従来の社内研修では、現場での実践的なスキルが不足し、「攻めのIT」を目指すDX推進のスピードに追いつけない状況にありました。

そこで、リンプレスの「顧客分析研修」「プロジェクトリーダー実践研修」「IT・システム企画実践研修」を導入します。対面形式かつカスタマイズ性が高い研修を通じて、実践スキルが身についただけではなく、他社のSEとの交流を通して学ぶことができたと大変ご満足いただけました。

こちらの事例について詳しくは、以下のリンクからご覧いただけます。
株式会社キタムラ様の事例 実践型研修を通じて「カメラのキタムラ」のDX推進人材育成を支援

DX研修を実際に導入した企業の事例を知りたい方は「導入事例:第一三共株式会社様」「導入事例:株式会社八十二銀行様」「導入事例:株式会社ワークマン様」こちらのページをご覧ください

リンプレスでは、DX推進人材を育成する研修プログラムと、DXの内製化をサポートするコンサルティングを提供しています。自社のDX推進にお困りの方はぜひご相談ください。

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まとめ

リーダーシップ研修は、個人の成長だけでなく、組織全体の生産性やチーム力を高めるうえで重要な取り組みです。自身の役割や影響力を理解し、実践的な行動を起こせるリーダーを育成するためには、知識と体験の両面を備えた研修が不可欠です。リンプレスのように、体験型プログラムやフィードバックを重視したカリキュラムを導入すれば、研修の効果を確実に現場へつなげることができます。これからの時代に求められるリーダー像を、今こそ社内で育てましょう。

リーダー人材の育成にお悩みの方は、ぜひリンプレスにご相談ください。

ご相談・お問い合わせ

<文/文園 香織>

株式会社リンプレス
株式会社リンプレス
2017年に株式会社リンクレアのコンサルティング事業、教育事業を分社化して誕生。企業向けDX人材育成研修やITコンサルティング、内製化支援などを手掛ける。DX推進に必要なIT・システム企画力、プロジェクトマネジメント・リーダーシップ、デザイン思考、データ分析など、様々なラインナップを提供する。講義だけではなく、ワークショップやハンズオン演習を取り入れた実践型研修に強みを持つ。これまでの累計支援企業数は4,000社以上、累計受講者数は15,000名以上に及ぶ。

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