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現場主導のDXを実現へ!いま、現場部門がPythonを学ぶ理由とは

目次[非表示]

  1. 1.DXの鍵は内製化?どこまで内製化するのか?
  2. 2.DX先行企業の取組事例(株式会社ワークマン様)
  3. 3.なぜ、Pythonなのか?Pythonの特徴やビジネスにおける活用事例
  4. 4.現場(非エンジニア)がPythonを学ぶ、3つのメリット


DXの鍵は内製化?どこまで内製化するのか?

昨今、社内人材(現場)が中心となりDXを推進していく「DXの内製化」が注目を集めています。


その理由のひとつに、DX実現には”スピード””柔軟性”が極めて重要であることが挙げられます。

従来のように外部ベンダーにシステム開発を丸投げしている現状では、たとえ軽微なシステム改修であっても都度依頼をかける必要があったり、そもそも依頼内容や仕様が上手く伝わらずに手戻りが起きるといった問題が発生します。


このような問題を解消するため、自社業務に精通した事業部門(現場)による「内製化」が最適であると考えられます。

実際に従業員数1,001名以上の企業の6割が内製化を進めていると報告されるなど、DXで成果をあげる企業は「現場主導のDX」を進めています。


ただし、いきなり全ての工程を内製化することは容易ではありません。
現時点で成果をあげている企業であっても、数年単位で人材育成や組織変革に取り組んだ結果として、徐々に内製化できる範囲が広がったというケースが多いでしょう。

これから内製化を始めるのであればまずはデジタル・IT化の企画といった、いわゆる上流工程を実行できる体制を整えていくことをお勧めします。


その次の段階として、ローコード/ノーコードツールなどを活用したアプリ開発や、この後ご紹介する「Python」による業務の自動化などを現場が実行できるようになることが理想的です。


関連:なぜDXで「内製化」が重要?いま、多くの企業が内製化に移行する理由とは


DX先行企業の取組事例(株式会社ワークマン様)


DX先行企業では内製化に向けた取り組みとして、外部人材の採用よりも社内人材の育成に注力するケースが多く見られます。


デジタル人材は市場でも枯渇しており、外部から人材を獲得することは困難であるため、自社業務に精通した人材のスキルアップ・リスキリングによって内製化できる体制づくりを進めています。

本章ではDX先行企業の取組事例の一部をご紹介します。


作業服国内最大手の株式会社ワークマン様は、現場自らExcelによるデータ分析を行い、品揃えや店舗在庫の最適化などに取り組む、いわゆる「Excel経営」で有名な企業です。

11期連続で最高益更新という好業績を支える背景には、現場の社員が勘や経験ではなく「データ」に基づいた意思決定をするという組織風土の変革がありました。


ただ、最近は店舗数の急速な拡大などに伴って分析したい内容の高度化が進み、Excelによるデータ分析に限界が見え始めたことから、リンプレスの「Pythonハンズオントレーニング」の導入に至りました。


この研修の参加者はITエンジニアではない事業部門側のメンバーで、現状Pythonを使っていない初心者であったため、講義だけではなく実際に手を動かすハンズオン中心の研修とすることを重視しました。


本事例についてはこちらで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

導入事例:“Excel経営”の経験をもとに「現場主導のDX推進」へ ~ワークマン成長の秘訣に迫る~



なぜ、Pythonなのか?Pythonの特徴やビジネスにおける活用事例

数あるプログラミング言語のなかで、なぜ今Pythonが注目されているのか、その特徴やビジネスにおける活用事例をご紹介いたします。


まずPythonの特徴として、コードがシンプルで初心者向けであることが挙げられます。

もともと読みやすさや書きやすさを重視したプログラミング言語であるため、少ないコード量でプログラムを実装可能です。


また、非常に多くのフレームワークライブラリが用意されているため、スキルレベルを問わず幅広い層に対応していることも人気の理由のひとつと言えるでしょう。

さらに、Pythonは汎用性が高く、活用の幅が広いこともその特徴のひとつです。


AI・機械学習の標準言語でありながら、Webアプリケーションの開発やスクレイピング(Webデータの収集・解析)、データ分析など幅広い用途があります。

(参考)Pythonでできることの一例

  • 機械学習を用いた人工知能(AI)の開発
  • データ処理/分析などの業務効率化
  • Web上の画像・テキストデータの自動収集・解析
  • Webサービス/アプリケーションの開発
  • スマホアプリの開発
  • デスクトップアプリの開発
  • 組み込み・IoT開発
  • ブロックチェーン開発


現場(非エンジニア)がPythonを学ぶ、3つのメリット

前述のようにAIや機械学習の発展により、Pythonを扱える人材の需要はますます高まることが予想されます。


現場がPythonを習得することには、3つのメリットがあると考えています。

  1. アプリ開発やシステム開発を内製化することで、業務の自動化や効率化に直接貢献することができる
  2. 豊富なライブラリを基に、比較的簡単にAIを実装できるようになる
  3. Excelでは限界がある大規模なデータ処理や高度なデータ分析ができるようになる


繰り返しになりますが、Pythonは初心者でも扱いやすいプログラミング言語であるため、DXを主導する現場部門にもおすすめです。
DX実現の第一歩として実施してみてはいかがでしょうか。

リンプレスでは講義とハンズオン形式の演習で、Pythonの基礎知識と実践的スキルが身につく「Pythonハンズオントレーニング」を開催しています。ぜひご覧ください。

■「Pythonハンズオントレーニング」開催概要

開催日:2023年6月15日(木)~16日(金)
会場:株式会社リンクレア 表参道Base(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目9番16号)
定員:10名
参加費:お一人様 132,000円(税込)

■「Pythonハンズオントレーニング」の概要について

「Pythonハンズオントレーニング」は、講義と演習でPythonの基礎知識から実際の活用方法まで学べるため、”Pythonを基礎から学びたい” ”社内業務の自動化に取り組みたい”など、Pythonをイチから学び、ビジネスの現場で活かしていきたい方におすすめの基礎講座です。

■「Pythonハンズオントレーニング」の特徴

  • 短期間でPythonの基礎知識が身につく
  • ハンズオン形式の演習で“実践的スキル”が身につく
  • ビジネス活用を目的とした実践的なカリキュラム

■「Pythonハンズオントレーニング」が選ばれるポイント

Point.1
第一線で活躍するエンジニアが講師を担当

Point.2
未経験者でも安心のサポート体制

Point.3
ビジネスの現場で活用するため身近なテーマを実践


▼「Pythonハンズオントレーニング」の詳細を見る
https://www.linpress.co.jp/python



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森田 晋之介
森田 晋之介
株式会社リンプレス セールス&マーケティング事業部  株式会社リンクレアに営業職として入社。リンプレス入社後はインサイドセールスやマーケティングを担当し、現在は主にマーケティングを担当。

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