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IT部門の強化とDXへの取り組み

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こんにちは。
リンプレスの三宮です。

今年度に入り、DXのための組織作りや社員の育成をテーマにご相談をいただくことが増えてきました。

DXをどのように進めるか検討する中で、IT部門は今までの基幹システムや社内システムの保守・運用に多くの時間を割かれているため現状の業務で手一杯といった企業も多いようです。

今回は「IT部門の強化とDXへの取り組み」をテーマに、どのようにIT部門の人材を確保していくのか、そしてこれからのIT部門に期待されている役割についてお話したいと思います。

目次[非表示]

  1. 1.DXに取り組んでいる企業の割合
  2. 2.DX推進組織の3つのパターン
  3. 3.なぜIT部門主導型が重要なのか?
  4. 4.IT部門の人材確保の必要性
  5. 5.いままでとこれからのIT部門の役割の違いとは?
  6. 6.具体的にはどういったことをやるの?
  7. 7.まとめ

DXに取り組んでいる企業の割合

昨今はデジタルトランスフォーメーションというキーワードを見ない日は無いくらいになってきましたし、企業の中計にも必ずと言っていいほどDXという言葉を目にします。

さて、今、実際にDXに取り組んでいる企業がどれくらいあるでしょうか。

出典:経済産業省「DXレポート2(中間とりまとめ)」

このデータを見ると、DXに取り組んでいる企業は約5%と非常に少なく、まだまだこれから進めていくという企業が大多数です。
今はDXのための組織作りや人材育成から進めている企業が多いように感じます。また、これからのビジネスを考えてどう、DXのビジョンを打ち出すのかということも検討している段階ではないでしょうか。


DX推進組織の3つのパターン

DXを進めるためにこの3つのパターンで組織を作っているケースが増えています。
今回のブログではこの中で、IT部門主導型の重要性についてお話したいと思います。


なぜIT部門主導型が重要なのか?

経済産業省がDXレポート2の「DXパターンの策定 DXの構造」の中でDXを異なる段階に分解しています。

DXの定義を『組織横断/全体の業務・製造プロセスのデジタル化、“顧客起点の価値創出”のための事業やビジネスモデルの変革』としています。ただ、まだまだそこまで一気に到達出来ない企業も多いのではないでしょうか。


経済産業省は『必ずしも下から順に実施検討するものではない』と言っていますが、本当に上から実行できるものでしょうか。大手企業は今までIT投資を十分行ってきて、アナログからのデータ化やプロセスのデジタル化を実行してきました。そういった企業は上から検討が出来ます。むしろ今まで下から検討してきているために上のDXを検討できるわけです。


しかし、そうではない企業は急に上から実行することは難しいのではないでしょうか。下からの検討をしない限り、データを集める仕組みや活用する仕組みがないままに新しいビジネスモデルを検討するのは相当なチェンレジになります。

まずは下から順番に取り組んでいき、最終的には真のDXに取り組むといった企業が多いのが現状です。そこで、重要な役割を担っているのが【IT部門】です。

アナログからデジタルデータ化や特にレガシーシステムの再構築にはIT部門の力が非常に重要です。
過去の基幹システムの構築から日々行っている運用を通して、IT部門の知識を活かす必要があります。


IT部門の人材確保の必要性

今までの基幹システムの運用以外に新たな基幹システムの構築、デジタイゼーション、デジタライゼーションに取り組むということは今までよりも圧倒的に業務量が増えてきます。今の人員だけで取り組むのは到底難しいのではないでしょうか。

一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が企業IT動向調査2020(2019年度調査)を公表しています。その調査結果によると、IT部門の要員数は6年連続増加、ユーザー部門のIT要員はそれを超えて増加しています。

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弊社お客様も次のようなトレンドになっています。

  • 業務部門からIT部門への人員異動
  • IT知識をもった中途採用

しかし、中途採用についてはIT企業やユーザー企業ともに人材の確保のために中途採用を強化しているため、なかなか思うように採用が出来ないのが現状です。

そこで今、注目されているのは業務部門からIT部門への人員移動です。
業務の知識を持った社員をIT部門に異動させて、業務知識を武器にDXを推進していく人材を確保することです。
ただ、異動した人材にはそのまま即戦力になるわけではなく、まずはIT知識を学ばせることが必要です。


いままでとこれからのIT部門の役割の違いとは?

これからのIT部門は要件の定義ではなく、ユーザーの要求をしっかりと把握し、ユーザー部門が実現したいこと(目的)を定義する必要があります。
そして、今後増えるであろうプロジェクトを効率よくマネジメントし、失敗しないプロジェクト運営をIT部門は行わなければなりません。今までの経験や新しいスキルを身に着け強いプロジェクトリーダーを育成していくのも重要です。
そして、新しいテクノロジーを取り入れること、さらには部門を超えた全社的IT人材の育成が求められています。企業がDXを実現するためにはIT部門だけではなく、全社的にITスキルを高めていくことが重要です。


具体的にはどういったことをやるの?

①要求分析

今までのIT部門はユーザーからの要件をヒアリングして、ITシステムを開発・導入・運用してきました。ただ、これからのIT部門には要求をしっかり定義していく必要があります。そうでなければユーザーが求めているDXを実現することができません。DXはあくまでもビジネスの変革にデジタルを活用することだからです。
そういった意味でもIT部門はより自社の業務を押さえておく必要もあります。


②IT開発・導入運用

次はいよいよIT・デジタルの導入フェーズになります。ITプロジェクトにはテクノロジーの課題より、マネジメントやプロジェクトにかかわる人に関する問題がたくさん出てきます。それらをいかに解決してプロジェクトを成功させるのかという重要なミッションもIT部門の役割です。特にDXにはプロジェクトにかかわるステークホルダーも多く、また、マルチベンダーでの開発も当たり前に行われます。そういった“人”を一つのチームとしてまとめながら、最大の成果を出していかなくてはいけません。


③新テクノロジー

IT部門は今まで外部ベンダーとのコネクションや新しいテクノロジーの情報をキャッチする土台をもっています。それを最大限活用して新しいデジタル技術を導入するための情報や検証を行うことも重要です。新しいテクノロジーやサービスが世の中に溢れている今、自社に一番適したソリューションを導入するために必要です。


④全社的IT人材育成

特に最近IT部門から相談が多いのが、DXを推進するためにユーザー部門(全社)にITリテラシーの研修を実施したいという相談が寄せられています。IT・デジタルは今までIT部門に任せっきりにしていたものの、DXを実現するためにはビジネスサイドにもスキルや知識が必要になってきています。そのためにもIT部門主導で全社の育成を実施していく必要があります。


まとめ

DXを実現するためのIT部門の役割は多岐にわたります。基幹システムの開発・運用以外にもユーザー部門とのデジタル化プロジェクトを進めるためにIT部門はさら更にスキルアップが求められます。

DXがデジタルでビジネス変革を実現することである以上、IT部門はITスキル以外のビジネススキル(業務知識)も求められます。IT部門はこういったスキルを持つことにより更に強い部門として全社を引っ張っていくことがミッションになってくるのではないでしょうか。

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●主な対象者: IT部門に異動になった方
        ユーザ部門でIT推進の役割を担っている方
        ユーザ部門でITリテラシーを向上させたい方

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三宮 壮
三宮 壮

株式会社リンプレス 代表取締役社長 株式会社リンクレアに営業職として入社。米国子会社に6年出向した後、株式会社リンプレス設立と同時に営業部長としてマーケティングから営業の組織作りを経験し、2019年から現職に至る。

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