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DX人材育成後の実践への課題

リンプレスではDX推進人材の育成に役立つ資料を公開しています。こちらもぜひ、ご覧ください。⇒​​​​​​​『企業のDX推進における課題とDXを成功に導くスキルとは(無料)』

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目次[非表示]

  1. 1.各社のDX取組状況
  2. 2.DX人材育成の課題
  3. 3.DX人材育成の一丁目一番地とは?
  4. 4.DX推進フェーズとスキル
  5. 5.リンプレスが提供するIT企画フレーム


各社のDX取組状況

先日、情報処理推進機構(IPA)が『DX白書2023』を公開しました。

各企業がDX実現のため新しいビジョンや戦略を立てている中、実際にどれくらいの企業が実際に取り組み、成果を上げているのでしょうか。


(出典:IPA 情報処理推進機構『DX白書2023』)

こちらは各社のDX取組状況を売上高別に表したグラフです。

大手企業ほど実際にDXに取り組んでいますが、中小企業ではまだまだ取り組みが出来ていない企業が多いように感じます。


また、各社のDX推進を妨げる要因として上位を占めているのが、「DX(IT)に関わる人材の不足」です。


(出典:中小企業基盤整備機構『中小企業のDX推進に関する調査(2022年5月)』)


各企業はDX人材育成の研修や専門組織を作り人材の確保や育成に注力していますが、うまく進まないのが現状ではないでしょうか。

最近はデジタル人材の育成に力を入れて、従業員に研修を実施していても、実際に現場でDXが進められていないといった話もよく耳にします。


DX人材育成の課題

①    どういった育成カリキュラムが必要なのか
②    だれを対象に育成すればいいのか
③    育成しても実際にDXが進まない(育成後の成果が出ていない)


特に最近では、③の「育成しても実際にDXが進まない(育成後の成果が出ていない)」という課題をよく耳にします。


研修を受講しただけではDXを進めることは出来ず、実際に現場でプロジェクトを進めなければ成果につながりません。研修のみの施策ではなく、その後のOJTで実プロジェクトを進めて、実際のアウトプットを出していく、スモールスタートで少しずつ結果を出していくことがDXを進める際におすすめです。このように人材育成と成果の両方を出すことが重要です。


さらには部門トップがしっかり旗振りを行い、プロジェクトの推進を容認すること、プロジェクトメンバーが動きやすい環境を作ることも大切です。


DX人材育成の一丁目一番地とは?

また、デジタル人材育成の研修カリキュラムもデータ分析、機械学習などテクノロジー主導の研修が多くみられます。

しかし、テクノロジーはあくまで手段に過ぎないため、いくらテクノロジーを学習しても、根本的なデジタルとビジネスを考える上流を実行できなければテクノロジーの導入には至りません。

まさにデジタルのアイデア創出IT・デジタルの企画を中心に考えることが必要です。デジタル人材育成を進めている企業がまず実施するべき“1丁目1番地”の研修としてIT企画研修があります。


DX=テクノロジーではなく、DX=ビジネス→テクノロジーの視点が求められています。

IT企画でしっかりとデジタル・ITの目的を検討し、その次に手段の検討に入ることが大事です。


目的→手段の順番で考え、目的や課題によってテクノロジーを検討し、自前で実現できることなのか、もしくは外部のパートナーと協力して実現していくのかを検討するべきです。


IT企画とは業務中心に課題を洗い出し、いかにデジタル・ITを使って課題解決するかを検討するフェーズです。

業務を実際に行っている現場(事業部門)だからこそ、実行しやすく、アウトプットを出しやすいというメリットもあります。



DX推進フェーズとスキル



DX推進の段階には「アイデア創出」「デジタル・IT企画」「実装」といった3つのフェーズがあるとされています。

リンプレスが提供するDX人材育成サービスでは『デザイン思考』『IT企画』『デジタルテクノロジー』『プロジェクトリーダーシップ』などのスキルを身につけることができます。

更にこれらを講義だけではなくワークショップやハンズオン形式で学習することで、実践的でより高い学習効果を得ることが可能となります。​​​​​



リンプレスが提供するIT企画フレーム

当社は長年のITコンサル・開発のノウハウをもとにした体系的なIT企画のフレーム(方法論)を持っています。

このフレームは単なる手順書ではなく、各ステップで以下のような成果物を作成しながら進めていくため、現場に導入しやすいフレームであることが特徴です。


主な成果物フレーム(一部抜粋)

▼このIT企画フレームの全体概要がわかる資料はこちらhttps://www.linpress.co.jp/download/canvas-sa


このIT企画フレーム(方法論)を活用することで、
・IT企画の基本的なアプローチ(進め方)
・業務課題・システム課題の洗い出し
・現場のニーズから真のニーズへ導く方法
を身につけることが可能となります。


リンプレスではこのIT企画フレームを活用し、実践・体験を通してIT企画のプロセスを学べるIT企画研修を提供しています。


IT企画研修の詳細はこちらのページをご覧ください。

▼IT企画研修ご紹介ページ
https://www.linpress.co.jp/lp_sa


本研修は大手製薬会社である第一三共様にも導入いただいています。

▼導入事例を見る
https://www.linpress.co.jp/case/01

  第一三共株式会社様|事例|株式会社リンプレス リンプレスが提供するDX研修サービスの導入いただいた 第一三共株式会社様の事例インタビューを紹介します。 株式会社リンプレス






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三宮 壮
三宮 壮
株式会社リンプレス 代表取締役社長 株式会社リンクレアに営業職として入社。米国子会社に6年出向した後、株式会社リンプレス設立と同時に営業部長としてマーケティングから営業の組織作りを経験し、2019年から現職に至る。