【開催レポート】実践・体験型IT企画研修「STUD-SA®」無料説明会
はじめに
この度、当社では2022年12月に実践・体験型IT企画研修「STUD-SA®」の無料説明会を開催いたしました。
本記事では、当日ご参加が出来なかった方やオンデマンド視聴を希望される方に向け、概略をレポートいたします。ぜひご覧ください。
この無料説明会では、これまで数多くの企業にIT企画研修を実施してきたリンプレスの石津が、日本企業のDX推進の現状や、IT企画プロセスの具体的な進め方について情報提供させていただきました。
詳しい内容については下記URLからご登録いただくことでオンデマンド視聴が可能です。
本記事でご紹介する内容を、より詳しくお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。
【オンデマンド配信】実践・体験型IT企画企画研修「STUD-SA®」無料説明会(40分)
◆今すぐ視聴する:https://www.linpress.co.jp/seminar/ondemand/09_entry
本記事では、当日のスライド資料を一部抜粋して、発表内容をご紹介させていただきます。
DX推進における現状
一般社団法人日本能率協会によると、既にDXに取り組み始めている企業のうち、DX推進上の課題として最も多いのは「人材不足(88.5%)」であると発表されています。
次いで「具体的な事業への展開が進まない(67.1%)」「DXに対するビジョンや経営戦略、ロードマップが明確に描けていない(66.2%)」という結果からも、多くの企業が”DXに対する第一歩をなかなか踏み出せていない”ということが分かります。
各社共通の悩みである人材不足を解消する手段として「外部からの人材調達」がありますが、そうした人材は市場に多くいるわけではないため、思うように人材を確保することができません。そこで各社は、まず「自社の人材を育成する」ことから着手しています。
また、同じく日本能率協会の調査結果によると、DXで重視することのトップは「既存の商品・サービス・事業の付加価値向上」であると報告されています。
DXというと、新サービスや新たなビジネスモデルを生み出すような”抜本的改革”をイメージされることが多いですが、現状は”既存事業の付加価値向上”や”既存サービスの効率化・高度化”といった足元の改善改革から取り組み始めていることが統計データから明らかになりました。
DXを進める上で事業部門が担うべき役割とは何か?
DXにおいては従来のデジタル・IT化と比べて、特に事業部門の担うべき役割が変化してきています。
具体的にみると、先ほどの統計で挙がっていた「DX施策の具体的な事業への展開」や、ITやデジタル技術を活用した「既存の商品・サービス・事業の付加価値向上」「業務プロセスの効率化・高度化」などの役割を担うことになります。
DXにおいてデジタル技術はあくまで手段であり、テクノロジーを導入することが目的ではありません。あくまでビジネスや業務を中心に検討する必要があるため、現場の最前線に立つ「事業部門がDXを主導する」という企業が増加していると考えられます。
「DX白書2021」(独立行政法人 情報処理推進機構)では、DXに関連する業務をどの部門が担っているかを調査しています。
この調査からは、「新事業(業務)の実施」「社内業務プロセス設計」そして「データ分析などの高度化による情報活用」は事業部門が主導する傾向が高まっていることが分かります。
事業部門主導によるDXはどのように進めるべきでしょうか。
当社ではDX推進のフェーズを3つの段階に分けて考え、”欲求”を”要求”のレベルまで具体化し、”要求”をさらに”要件”のレベルまで落とし込み実装に繋げる、このプロセスを事業部門ができるようになることが重要だと考えています。
ただし、この”要求”を”要件”に落とし込む段階で「デジタル化・IT化の企画」は従来IT部門中心に行ってきたため、何から手を付ければよいか分からないという企業が少なくありません。
このような背景から、事業部門にIT企画のプロセスを体系的に学習させるという企業が増えています。
IT企画プロセスの具体的な進め方
実際にIT企画プロセスを実行する上で効果的なフレーム「CANVAS-SA®」を紹介いたします。
「CANVAS-SA®」はDX推進フェーズにおける「デジタル・IT化の企画」を立てるプロセスに有効な方法論となっています。
「CANVAS-SA®」は全8ステップの中で、各工程ごとに成果物を作成していきます。
成果物を作成することで社内のコンセンサス・共通認識を取ることが可能となります。特に重要な前半のステップではITの専門用語を必要とせず、業務中心に検討を進めていきます。
CANVAS-SAの概要がわかる資料はこちら
当社ではこの「CANVAS-SA®」を研修やコンサルティングにおいて活用しています。
事業部門主導のDXを推進していくため、この手法を学ぶことを研修として取り入れる企業が増えてきています。
弊社サービスのご紹介
当社ではこの「CANVAS-SA®」の手順、活用の方法を学べる2つの研修をご提供しております。このうち演習ケースに基づいてIT企画プロセスを体験学習できる研修「STUD-SA®」の特徴は以下の3つです。
「STUD-SA®」の対象者
- デジタル化・IT化を企画する力を身につけたい方(所属部門や役割に関わらず)
- 社内・社外に向けた提案に課題意識をお持ちの方
- 社員にIT企画の研修を受けさせたいと考えている方(例:人事担当もしくは所属長)
「STUD-SA®」はデジタル化・IT化を企画する力を身につけたい方、社内・社外に向けた提案に課題認識をお持ちの方に有効です。
※「STUD-SA®」の詳細についてはこちらのページもご覧ください
◆実践・体験型IT企画研修「STUD-SA®」ご紹介ページ
https://www.linpress.co.jp/lp_sa
このあと本説明会ではIT企画研修の導入事例をご紹介させていただきました。
実際に事業部門主導のDXに課題を持っていた企業に向けて、この「CANVAS-SA®」を活用したIT企画研修がどのように役に立ったのか、またその研修の効果についても詳しくご紹介しております。
改めてのご案内となりますが、本説明会の詳しい内容については下記URLからご登録いただくことでオンデマンド視聴が可能です。
視聴ページでは当日の資料をダウンロードすることも可能です。ぜひご覧ください。
【オンデマンド配信】実践・体験型IT企画企画研修「STUD-SA®」無料説明会(40分)
◆今すぐ視聴する:https://www.linpress.co.jp/seminar/ondemand/09_entry
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