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ユーザー企業がシステム内製化を進めるべき業務とは?

こんにちは。リンプレスの三宮です。

最近、IT関連記事でローコード化やノンプログラミングでITを内製化していくべき、という記事がたくさん出ています。

そこで今回はユーザ企業が内製化すべき業務とは何かについてご紹介していきます。

目次[非表示]

  1. 1.日本と欧米のシステム開発の内製化の違いとは? 
  2. 2.これからローコード開発がさらに進んでいく? 
  3. 3.IT企画こそ、内製化するべき業務、IT企画立案で重要なポイントとは?
  4. 4.まとめ


日本と欧米のシステム開発の内製化の違いとは? 

日本では多くのユーザ企業がシステム開発を外部に委託をしています。

特に自社の基幹システム再構築の際には外部のIT企業に開発を依頼することが一般的です。

しかし、欧米と比較してみると欧米は基幹システムのような大規模システムは、ERPやクラウドソリューションを導入したり、システム開発は内部のリソースで開発をする、いわゆる内製化を行っています。


《出典》IPA「IT人材白書2017」

ここには欧米と日本との文化的背景の違いもあります。

私が米国駐在時には、顧客である大手日系金融機関ではIT部門にたくさんの要員を抱えてシステム開発を行っていました。

ただ、この要員の多くはプロジェクトベースで採用したり、プロジェクトが終了すると別の企業へ転職したりとプロジェクトに応じて流動化が行われています。

日本の企業は終身雇用型で採用しているため、このようにプロジェクト単位で採用していくことは難しいのが現状です。

日本もこれからジョブ型雇用になってくると変わってくるかもしれません。


これからローコード開発がさらに進んでいく? 

欧米ではポルトガルのOutsystemsのような専業ベンダーに加えて、セールスフォースドットコム【Lightning Platform】、マイクロソフト【PowerApps】もローコード開発市場に参入してきています。

日本でも少しずつローコード開発市場が広がってきています。

各企業もビジネス変革の激しい中、いかに早くアプリケーションを開発してサービスをリリースするかが求められているのです。

ますますローコード化が進めば日本もITを内製化していく企業が増えてくるのではないでしょうか。

IT部門主導やユーザ部門主導で自分たちでITを構築していくことが、日本のDX実現の鍵になるかもしれません。

ただ、アプリのような規模の小さい開発では自社内リソースのみで開発ができるかもしれませんが、日本特有の大規模なシステムをスクラッチで開発するようなものは内製化が難しいかもしれません。なぜなら、何年かに一度の大規模開発のために自社内に確保し続けるだけの余裕があるでしょうか。

ここは冒頭説明したプロジェクトベースで人材を雇用できない日本企業では内製化にするにはハードルが高いかもしれません。


IT企画こそ、内製化するべき業務、IT企画立案で重要なポイントとは?

では、日本企業が目指す内製化とはどういった業務なのでしょうか。

業務をデジタル変革するには現場を一番理解しているメンバーが企画・立案を行ってIT・デジタル化を推進していく必要があります。

自分たちの業務・現場を知っているからこそ、デジタル化した際に差別化ができるのです。

IT企画こそ、自社内で内製化すべき業務です。


弊社が考えるIT企画企図で重要なポイントをご紹介します。



間違ったアプローチでIT企画立案を行うとプロジェクト自体がうまくいかなかったり、思った以上にスケジュールが遅延したり、予算が超過することが多くなります。

しっかりポイントを押さえて実行していくとが重要です。


まとめ

これからのDX時代にはIT企画立案を外部に委託するのではなく、自分たちでしっかりと企画立案できることが重要になってくるでしょう。

企業・組織としてIT企画・立案のプロセスや成果物を定義し、それを実行に移せる人材を育成していかなければなりません。


リンプレスでは約50年にわたるIT企画立案のコンサルティング経験から生まれた「CANVAS-SA」という方法論をベースに研修をご提供しています。

実践に役立つフレームとノウハウをご提供しております。ぜひ、お気軽にお声がけください。

三宮 壮
三宮 壮

株式会社リンプレス 代表取締役社長